買取対象は?

ダンプ相場を見る。廃車扱いの車両でも買取対象!

ダンプなどの建設現場用車両については、使用する現場の状況や仕事内容によって異なりますが、年間走行距離はかなりのものになる傾向があります。年間2~3万キロはざらで、5年程度で20万キロを超えることはよくあります。
日本国内であれば、10万キロを超えれば価値がなくなり、買い替え時には廃車対象となります。しかし、これはあくまで、日本国内の事情です。

海外では、10万キロ程度では走ったことにはなりません。100万キロを超えることは当たり前ですし、走りさえすれば、日本で車検に通らないようなダンプやトラックでも平気で公道を走っていたりします。特に、日本のダンプなどの建設現場用車両は故障が少ないために人気が高く、国内では廃車扱いの車両であっても海外では買取対象となります。
では、ダンプ相場はどれくらいなのでしょうか。

日本車の人気が高いといっても、やはりメーカーにより人気の差があります。海外でも人気が高いのは、日野自動車やいすゞ自動車といったところです。例えば、2008年式の日野自動車「スーパーグレートダンプカスタム」では、走行距離50万キロで約1000万円の値段がつきました。もっと古い車両でも値が付くケースがあります。1996年式の日野自動車「スーパーグレートダンプ」では、走行距離41万キロで約370万円の値が付きました。もちろん、年式が新しいほど、走行距離が少ないほど、買取価格はあがります。ただし、車両の状態やグレードによっても買取価格は大きく異なるため、個々の車体で複数の業者からしっかりと見積もりをとる必要があります。

さらに古い車両で、すでに動かないようなものであっても、すぐに廃車にするのは待ってください。場合によっては、部品取りの車両として引き合いがあるケースもあります。廃車にする前に、一度、買取業者にあたってみることをお勧めします。

また、複数の業者から見積もりを取った際には、必ず値段交渉も行ってみてください。それぞれの見積もりを競合させることで、買い取りの価格が数万円程度アップすることは良くあります。手間と時間は多少かかりますが、より高値で買い取ってもらうための労力と考えれば、それほど面倒ではありません。

以上のように、廃車と考えていたダンプが売れるとなれば、廃車費用を節約できるだけではなく、売却による収入まで期待できます。
低年式だから、あるいは走行距離が多いからと簡単にあきらめるのではなく、一度、買い取りの専門業者などにあたってみることが大事なのです。